- 理系学生がTOEICを勉強するべきか?
- TOEICでアピールできる目安スコアは?
- どんな対策が効果的か?
筆者は、計7年間を理系(高専生)の学生として過ごしました。
その中で、進路を決める際に重要な要素となったのがTOEICでした―。
さっそく結論になりますが、TOEICで道が拓けます!(教祖風)
それはつまり、進路先(大学編入や就職)がかなり明るくなります。
英語が苦手でも、TOEIC対策はリターンが見込めるのでやったほうが断然いいです!
本記事では、理系がまず目指すべきTOEIC600点について、就活・進学にメリットがある理由とオススメ対策法などを解説します。
ちなみに教材のオススメは「TOEIC L&R TEST 出る単特急銀のフレーズ」(以下、銀フレ)と「スタディサプリENGLISH」です!
まず600点を目標にする理由
最初に、理系学生がTOEICを勉強してまずは600点を目指したほうがいい理由についてです!
所属学校別平均スコア
まずは、所属学校別のスコアを見ていきましょう。
※水色はリスニング、青はリーディングのスコアを表しています。
(出典:2022年度 TOEIC L&R TEST結果データ)
(小中学生のスコアがよすぎるのは置いといて…)
理系の高専は483点、大学は588点です。
母数に差がありますが、おおよそ私の肌感覚でもこのような点数でした。
理系平均スコア
では、理系の平均スコアを見ていきましょう。
下のグラフは、大学・短大・専門学校・高専在学のうち「専攻」を回答したデータを集計したものです。
(出典:2022年度 TOEIC L&R TEST結果データ)
理系で抽出すると、科学が565点、工学/建築が543点となっています。
他の専攻と比べても、平均スコアが少し低くなっていることがわかります。
まずは600点
データを2つ見てきましたが、理系の平均スコアはざっくり約550点です。
550点を少し抜けて、文系の平均に負けないようにするならばやはり600点は目指したいですよね!
ということで、理系ならまず600点を目指したいとなるわけです。
この600点が取れたら、高専でいうと専攻科への推薦や大学院などへの編入試がパスできるようになります。
そして、600点がとれたならば、次に就活などの履歴書で書いてもいいレベルの700点を目指していけばいいわけです。
勉強するメリット
メリットを知って、さらにTOEICを勉強するモチベーションを上げましょう!
大学院入試や編入試で武器になる
TOEICが一般的になってからというもの、大学・大学院・高専専攻科では英語科目の点数をTOEICで補完します。
私は理系(高専出身)なのですが、実際に国公立への編入や大学院の進学、専攻科への内部進学にはTOEICが必須でした。
進路を考えるたびに「TOEICの勉強をしなければならない」というほどに必要度が高かったです。
ただ、TOEICもレベルが上がってきたりしているので求められる点数を随時確認しましょう!
就職でアピール項目が増える
グローバルな企業が増えている中で、英語力はあればいいものの一つです。
(日系企業でも、公用語が英語の企業などもあるので)
私は、専攻科卒で就職活動をしましたがその際に英語がある程度必要という会社もありました。
TOEICだと700点以上あれば、自信をもって履歴書に書けます。
この記事で目標にした600点も、さきほどのデータを見てもわかる通り平均以上なので履歴書に書いても問題ないレベルかと思います。
800点以上あれば、高専の推薦だけではなく自分で就職活動をして就職を勝ち取る武器にもなります!
もちろん面接などでは、点数の高さだけではなく、どういった姿勢でどのような目標で挑んだかという背景も重要なので、そのあたりも考えを整理しておけば面接は楽勝です。
就職後の昇進に役立つ
就職した後もTOEICの点数によって昇給できたり、昇格に必要な場合もあるので勉強しておくことは将来の役立つパターンも大いにあり得ます!
(私の知る限り、大手重工なども役職の昇格をするためにTOEICが必要だと聞いたことがあります)
もしあなたが辞令で出世コースの海外赴任を任された場合も、ある程度TOEICをとっていれば難なく挑戦することが可能だと思います。
ただ、TOEICなどの英語力がないと少し億劫になってしまったりしてチャンスを逃すかもしれません。
このように、将来的にも役立つシーンが大いにあり得ます!
オススメ対策法2選
- TOEIC L&R TEST 出る単特急銀のフレーズ
- スタディサプリENGLISH
銀フレ
TOEIC界隈では、かなり有名な単語帳になります。
公式では、TOEICスコアが300~500点の人が最短ルートで600点以上目指すことを想定読者としています。
高専生の場合は、TOEIC以外は受けたことがなかったり、大学受験の勉強をしていない人が多いと思います。
平均点も483点なので、まず基礎を固めるにはもってこいの教材になります!
ちなみに、「金フレ」もありますがこちらの想定レベルはスコア500点以上となっています。
2022年度の大学4年生の平均点が約600点なので、大学受験をしていればちょうどいいレベルなのですが高専生が最初に取り組む場合は少し難しいかもです。
TOEICのスコアを伸ばしていく場合は、ぜひ「金フレ」もチャレンジしてみてください!
英語に苦手意識のある高専生に最適な教材が知りたい! TOEIC500点をどうしても超えたい 効率的な勉強法が知りたい 悩みを抱える人 銀フレで効率よくTOEICのスコアを上げたいんだけど・・・[…]
スタディサプリENGLISH
これは、社会人になって英語の勉強を再開したときに使いました!
さきほどの、単語帳と比べると月額がかかってくるのでより自己投資して本気で取り組む方向けになります。
以下のような悩みがある人にピッタリのプランです。
- 短期間でスコアを伸ばしたい
- どのように学習を進めればいいかわからない
- 独学はマンネリ化で、勉強が続かない
ちなみに、ベーシックプランとパーソナルコーチプランがあります。
パーソナルプランのほうがより短期間でスコアUPを見込めますが、値段はその分高いです。
パーソナルコーチプラン | ベーシックプラン | |
料金(月額) | 3ヶ月:74,800円(約24,940円/月) 6ヶ月:10,7800円(約17,970円/月) |
月額:3,278円 6ヶ月:18,348円(3,058円/月) 12ヶ月:32,736円(2,728円/月) |
手軽に始められるのでぜひご覧ください!
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筆者の実体験
まとめ
本記事は、「目指せTOEIC600点!理系の就活・進学でのメリットとオススメ対策法2選を解説」について書きました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- 理系の平均スコア約550点を超える600点を目指せ!
- 進学・就職、就職後に役立つ!
- 勉強は銀フレやスタディサプリENGLISHがオススメ!
個人的には、TOEICを勉強するメリットは大いにあると考えます!
早く勉強すればするほど、記憶の定着とともに将来の役に立つことが増えてくる―。
特に600点という明確な目標をもって取り組むことが大事です!
この記事を読んで、「英語をしておいてよかった~」
「英語を頑張る理由がわかった!」「これから真剣に取り組んでみよう」など
英語に対する姿勢が少しでも変化すれば幸いです!
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