【高専卒業後】おススメ進路3選とメリット&デメリットを解説!

  • 卒業後、どんな進路の選択肢がある?
  • 各選択肢のメリット&デメリットは?
  • 筆者の実体験は?
Taican
高専で過ごす青春も大切だけど、その後の人生のほうが長いし大事ですよね。卒業後の高専生の可能性を語っていきたいと思います。笑

「理系」といっても、いろんな工学があったりするので進路はバラバラです。

筆者は、機械工学科出身なのでその経験からの可能性を書いてきます。

この記事にある実体験が少しでもお役に立てればうれしいです!

Taican
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卒業後、どんな進路の選択肢がある?

ここでは、進路の選択肢を紹介していきます!
Taican
理系って進路が狭まりそうだと思われがちですが、結構広いです!

高専卒業後の進路は、主に3つに分かれます。

①そのまま就職

この場合、20歳で就職することになるので高専卒か短大卒扱いで企業に入社することになります。

大学に進学した同級生より、2年先輩となって社会に出るわけです。

給料は企業によりけりですが、昭和感が根付いた企業であればあるほど昇格が難しくなったりします。

ただ、同級生より2年間学費が少ないであったり、2年間多く稼げて大人な経験ができると思うと、

どっちがいいかはその人次第な気はします。

②大学に編入

狭き門にはなりますが、これを目指した同級生は意外とすんなりと受験に合格したりしています。笑

センターなどがないので、普通の高校受験よりマシだったりします。

学校によっては推薦枠があったりして、学科で上位だったりすると推薦をもらえてなおかつ

国立大学に面接だけで入れたりするので、センター受験より簡単かもしれません。

③専攻科に進学

これも、学科で上位だと推薦があります。学校にもよりますが、面接と英語系外部テスト(TOEICなど)の

規定点数以上の取得などで進学できます。進学後は、本科生で所属していた研究室で研究を続けるか、

研究室を変えて違う研究をしたりします。勉学では、さらに専門的な専門分野を学ぶことになります。

これがえげつないほど難しいんですが、専攻科に進むと決めた人なら大丈夫です!

少数精鋭で、知恵を集めて理解に勤しむことになります。社会にでると研究職などでしか使わないような

理論を学びますが、専攻科に進学するくらいなのでそういった耐性もついているでしょう。笑

 

各選択肢のメリット&デメリット

結論としては、メリットが大きいと思っています!では、解説していきます。

①そのまま就職のメリット&デメリット

●メリット

大学卒業の同級生より、2年先に社会にでるので社会人経験が少し長くなります。
会社によっては、学歴ではなく職歴を優先して昇進などをすることもあるので、経験などの差で出世しやすいかもしれません。
また、バイトよりお金を持つようになるので自分に投資したり、身の回りの物を良いものにできたりして
周りよりワンランク上の大人になった気分を味わえます。

●デメリット

逆に学生生活が短い。しかも高専生は、普通の大学生みたいなキラキラした男女で遊ぶことや合コンとは程遠い人も多いため、そういった遊びの経験値は低くなるかもしれません。
また、働くことになるので納税の義務が発生するので納税額は同級生より多くなるかも・・・

②編入のメリット&デメリット

●メリット

なんといっても、編入のしやすさによる有名大学への進学が可能になります。
また、社会に出た際に「高専卒」というレッテルを限りなく消すことができます。うまく使えば、技術者イメージも植えつけられるかもしれませんので、二刀流で対応できます。
学生生活も少し味わえるので、そういった人にも向いています!

●デメリット

特にないと思います。ただ、大学とかのコミュニティーになじめない可能性はあります。
なじめなくても2年くらいしか行かないので、そんなにデメリットになりずらいかと・・・・

③専攻科へ進学のメリット&デメリット

●メリット

学位(大学卒業)が取得できる。これが、最大のメリットだと思います。
さらに、専門分野の勉強や研究を深堀することになるので、技術者としての基礎がさらに磨かれます。

●デメリット

孤独感があります。笑 (実体験ベースです)
あまりにも、一般的でない進路のため友達に共感されないし、共感できる部分が少ないです。笑

筆者の実体験

筆者は、当時付き合っていた彼女と結婚が早くしたかったのと、学位を取得して就職しても出世面で困らないようにしたかったので、専攻科を選択しました。
選択理由としては、専門分野の勉強や研究、大学院進学などの興味は多いにありましたが、お金を早く稼いでみたいという思いもあったからです。
正直、一番メリットを活かしきっているのは、専攻科から大学院へ進学し、有名大企業の研究員になったりするのがおススメです。
自分は専攻科の卒業後の就職先は、機械系ではなく全く別の業界に推薦などを使用せず、一般枠として就職活動を行いました。正直もったいないと言われたりしましたが、やりたいと思った仕事を優先し、しっかりとした企業に入社できたので結果オーライです。笑
そういった体験をしたうえで、高専生からの選択肢は広く、比較的うまくいくルートが多いと思います!
向き・不向きは絶対にありますが、ぜひおススメしたい道の一つです!

まとめ

今回は高専卒業後の進路3選とメリット・デメリットを書かせていただきました。

この記事のポイントは以下の通りです。

  • おススメ:①就職 ②大学編入 ③専攻科
  • どれもメリット&デメリットがあるがその人次第!
  • 筆者としては、専攻科から大学院進学で有名大企業への就職がおススメ!

個人的には、高専卒業後の道はかなり拓けているとと考えます!

高専出身の一意見として参考になれば幸いです。
この記事が今後の人生に役立てられればうれしいです!
Taican
最後までご覧いただきありがとうございました!
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