- 高専生は英語をするべきか?
- 英語をするメリットは?
- 進路に影響するのか?
筆者は、専攻科(本科5年間の後にさらにもう2年いけるコース)も含めると計7年間を高専生の学生として過ごしました。
社会人になって働いている今、後悔していることは―。
「もっと英語を勉強しておけばよかった・・・」の一言につきます。
さっそく結論になりますが、英語ができる高専生はどこでも通用します!
それはつまり、進路先(大学編入や就職)がかなり明るいです。
本記事では、高専生こそ英語を勉強したほうがいい理由とTOEICをガチるメリット5選とオススメ教材などを紹介していきます。
ちなみに教材のオススメは「TOEIC L&R TEST 出る単特急銀のフレーズ」です!
TOEIC界隈では「銀フレ」と呼ばれている参考書です。
TOEIC(英語)勉強メリット5選
まずは、高専生が英語を勉強するメリットを5つ紹介します!
ちなみに、高専生の平均スコアは、483点(15,012人)です。
(出典:2022年度 TOEIC L&R TEST結果データ)
英語授業が余裕になる
まず身近なメリットとしては、高専で一般科目にあたる英語の授業が余裕になります。
元々、高専の英語の授業はそこまでレベルが高くないシラバスです。
おそらく専門科目で単位を落とすことはあっても、一般科目で落とすことはそうないはずです。
文法などの基礎知識は勉強する必要がありますが、単語さえ覚えておけば余裕だったりします。
つまり、TOEICを中心に単語や文法のコツなどを覚えておけば、高専の勉強をしなくても余裕で単位がとれちゃうわけです。
これを定期テストで想像すると、数学や物理、専門科目などと英語が被れば英語ではない科目に全力を注げるわけです。
ということは、被った科目も点数が良くなり一石二鳥です。
編入試験で武器になる
TOEICを勉強していい点数を取った際の一番のメリットはこれに尽きます。
TOEICが一般的になってからというもの、大学・大学院・専攻科では英語科目の点数をTOEICで補完します。
これは肌感にはなりますが、編入などはTOEICを提出する学校が多いのでTOEICをガチるメリットは非常に大きいと思います。
高専卒でもいいですが、高専は学歴ロンダリングをして最終学歴を押し上げるのが比較的簡単なので、これをTOEICで確実なものにできれば鬼に金棒です。
ただ、TOEICもレベルが上がってきたりしているので求められる点数を随時確認しましょう!
就職でアピール項目が増える
グローバルな企業が増えている中で、英語力はあればいいものの一つです。
(日系企業でも、公用語が英語の企業などもあるので)
私は、専攻科卒で就職活動をしましたがその際に英語がある程度必要という会社もありました。
TOEICだと700点以上あれば、履歴書に書けます。
800点以上あれば、高専の推薦だけではなく自分で就職活動をして就職を勝ち取る武器にもなります!
もちろん面接などでは、点数の高さだけではなく、どういった姿勢でどのような目標で挑んだかという背景も重要なので、そのあたりも考えを整理しておけば面接は楽勝です。
また、就職した後もTOEICの点数によって昇給できたり、昇格に必要な場合もあるので勉強しておくことは将来の役立つパターンも大いにあり得ます!
(私の知る限り、大手重工なども役職の昇格をするためにTOEICが必要だと聞いたことがあります)
海外旅行&出張で戸惑わない
一番はじめに効果を実感したのは、卒業旅行で海外に行った時でした。
卒業旅行だと、観光名所などに行くので英語(単語)が使えれば100%通じます。
(よっぽどローカルな場所や営業だと別ですが・・・・)
その次は、会社の海外出張。
出張先がアジア系だとあまり役立ちませんが、トランジットなどで役立ちます。
そして一番ラフに使えたのはハワイでした。
ハワイは、日本語も通じますが日本人のカタコト英語にも慣れているので一番実践がしやすかったです。
今挙げた3つの場面で共通することは、ある程度英語ができれば最低限海外にはでられるということです。
海外に出ることができれば、日本ではできない経験がたくさんできるのでそれだけで丸儲けです!
ただ、やっぱり会話が文章でできるとコミュニケーションがとれて、距離感が近くなるのでそのレベルは個人的には目指したいところです・・・・・
論文の英語要約に自信を持てる
これは、大きなメリットではないですが高専生としてメリットではないでしょうか?
私が学生の時は、ほとんど先生に任せきりでした。
これもいいのですが、しっかりと論文で伝えたいことを自分で英訳してサマリー(要約)を書く。
これができれば論文も完璧にできたといえると思うんです。
ぜひ、英語を学んで自分でサマリーを書くことに挑戦してみしょう!
(自分で書くのが普通だという方には何を言っているんだ案件ですが・・・笑)
オススメ教材=銀フレ
想定レベル
公式では、TOEICスコアが300~500点の人が最短ルートで600点以上目指すことを想定読者としています。
高専生の場合は、TOEIC以外は受けたことがなかったり、大学受験の勉強をしていない人が多いと思います。
平均点も483点なので、まず基礎を固めるにはもってこいの教材になります!
ちなみに、「金フレ」もありますがこちらの想定レベルはスコア500点以上となっています。
2022年度の大学4年生の平均点が約600点なので、大学受験をしていればちょうどいいレベルなのですが高専生が最初に取り組む場合は少し難しいかもです。
TOEICのスコアを伸ばしていく場合は、ぜひ「金フレ」もチャレンジしてみてください!
活用ポイント①
単語帳として活用しましょう。
凡人が天才に近づくためには、「暗記」しかありません!
1日や1週間単位で何語覚えるのかを目標設定して学習していきましょう!
よくある忘却曲線を思い浮かべると、反復も加味したスケジュールが望ましいでしょう。
とにかく暗記!
活用ポイント②
筆者の実体験
まとめ
本記事は、「高専生こそ英語を勉強しておけ!TOEICをガチるメリット5選とオススメ教材を紹介」について書きました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- 高専生の平均スコアは483点で低め
- だからこそ、英語ができる高専生は強い!
- 勉強には金フレがオススメ!
個人的には、TOEICを勉強するメリットは大いにあると考えます!
早く勉強すればするほど、記憶の定着とともに将来の役に立つことが増えてくる―。
時間を有意義に使う一つの方法です!
この記事を読んで、「英語をしておいてよかった~」
「英語を頑張る理由がわかった!」「これから真剣に取り組んでみよう」など
英語に対する姿勢が少しでも変化すれば幸いです!
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